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godoxミニストロボ

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godoxミニストロボ [2025/09/11 17:00] – 作成 Akihide Koguchigodoxミニストロボ [2025/09/13 23:20] (現在) Akihide Koguchi
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 ====== Godox ミニストロボ ====== ====== Godox ミニストロボ ======
  
-Godoxから2024年ごろから発売されはじめたミニストロボシリーズについて比較表を作ってみた。+Godoxより2024年ごろから発売されはじめたミニストロボシリーズについて比較表を作ってみた。
 メーカーのウェブサイトにも情報があるが、マニュアルを見ないと載っていない情報、 メーカーのウェブサイトにも情報があるが、マニュアルを見ないと載っていない情報、
 しかも英語版にしか載ってない情報もあってわかりづらい。 しかも英語版にしか載ってない情報もあってわかりづらい。
 対象モデルは iM20, iM22, iT20, iT22, iM30, iA32, iT30 とおまけでMF12も載せておいた。 対象モデルは iM20, iM22, iT20, iT22, iM30, iA32, iT30 とおまけでMF12も載せておいた。
 あとホットシューライザー TR および FS-Rについても少し。 あとホットシューライザー TR および FS-Rについても少し。
 +
  
 ===== Godox ミニストロボ iFlash 仕様比較表 ===== ===== Godox ミニストロボ iFlash 仕様比較表 =====
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 |フルパワー時発光回数|440||700||230|490|560|500| |フルパワー時発光回数|440||700||230|490|560|500|
 |マニュアル調光時 出力設定範囲, 増分|5段階(おそらく1/16〜1/1, ️1)||1/32〜1/1, 1/3||1/64〜1/1, 1|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 0.1| |マニュアル調光時 出力設定範囲, 増分|5段階(おそらく1/16〜1/1, ️1)||1/32〜1/1, 1/3||1/64〜1/1, 1|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 0.1|
-|出力範囲 推測値[注1](Ws)|0.6?10?||0.258(*)||0.3〜21(*)|0.225(*)|0.2330(*)|0.2532(*)| +|出力範囲(Ws) 推測値|0.416.6[(power>バッテリーに蓄えられるエネルギーと発光回数から効率45%として求めた。詳細は下記)]||0.165.1[(power)]||0.21〜14[(power)]|0.1216[(power)]|0.1519[(power)]|0.1620[(power)]
-|ガイドナンバー|10?||8?||15|15|15|16.1|+|ガイドナンバー|9[(guidenumber>記載無し。再大出力推測値から推測)]||8[(guidenumber)]||15|15|15|16.1|
 |色温度| || ||6500K ±200K| | |6300K ±200K| |色温度| || ||6500K ±200K| | |6300K ±200K|
-|リサイクルタイム(秒)|0.19?〜3||0.047?〜1.5||0.056?〜3.6|0.02?〜2.5|0.012?〜1.5|0.013?〜1.7| +|リサイクルタイム(秒)|0.19[(recycletime>単純にフルパワー時の値にパワーレシオを掛けた値)]〜3||0.047[(recycletime)]〜1.5 注[(recycletimelimit>カメラによっては(?)TTL接続すると連写速度が制限される場合がある)]||0.056[(recycletime)]〜3.6|0.02[(recycletime)]〜2.5|0.012[(recycletime)]〜1.5 注[(recycletimelimit)]|0.013[(recycletime)]〜1.7| 
-|ホットシュー|◯||◯||◯|◯|◯|付属コールドシューアダプタで取り付けだけは可能|+|ホットシュー|◯||◯||◯|◯|◯|×[(付属コールドシューアダプタで取り付けだけは可能)]|
 |シンクロコード| || ||2.5 mm|2.5 mm|2.5 mm| | |シンクロコード| || ||2.5 mm|2.5 mm|2.5 mm| |
 |無線レシーバー| || || | |◯| | |無線レシーバー| || || | |◯| |
-|光スレーブ| || ||S1/S2|S1/S2|S1/S2|S1/S2| +|光スレーブ [(他のストロボの発光に反応してトリガーされる。S2は連続する1回目の発光を無視する。製品によっては明るい場所では使えないことがあるので注意)]| || ||S1/S2|S1/S2|S1/S2|S1/S2| 
-|TTL調光 対応メーカー[注2] 補正範囲| ||CNSFOP|| | |CNSFOP, ±3, 1/3ev|?|+|TTL調光 対応メーカー補正範囲| ||CNSFOP[(ttl>Canon, Nikon, Sony, Fujifilm, Olympus, Panasonic)]|| | |CNSFOP[(ttl)], ±3, 1/3ev|コマンダー側の問題と思う|
 |外部オート調光| || || |◯| | | |外部オート調光| || || |◯| | |
 |マルチ発光| || || | | 100回 / 100Hz | | |マルチ発光| || || | | 100回 / 100Hz | |
-|ハイスピードシンクロ| || || | |1/8000秒| | +|ハイスピードシンクロ [(高速シャッターが切れるがシャッタースピードを上げるほど実効出力が下がるので使いどころが難しそう)]| || || | |1/8000秒| | 
-|グローバルシャッター同期| || || | |1/80000秒 (Sony用のみ)| | +|グローバルシャッター同期 [(出力は変わらずに高速シャッターが切れる。Sonyの一部のカメラでのみ対応)]| || || | |1/80000秒 (Sony用のみ)| | 
-|バウンス(度)|別売ホットシューライザー||別売ホットシューライザー||別売ホットシューライザー|-7〜90|別売ホットシューライザー|角度可変|+|バウンス(度)|[(riser>別売ホットシューライザーで可能)]||[(riser)]||[(riser)]|-7〜90|[(riser)]|角度可変|
 |コマンダー| || || | |◯| | |コマンダー| || || | |◯| |
 |モデリングランプ| || || | | |10段階、出力不明| |モデリングランプ| || || | | |10段階、出力不明|
-|ディフューザ| ||外付け マグネットマウント|| | |内蔵| | +|ディフューザ| ||外付け[(マグネットマウント)]|| | |内蔵。レバー切り替え| | 
-|フィルター| ||外付け マグネットマウント アンバー2個付属。他は別売|| | | |差し込み式。色温度補正フィルター MF-11T付属|+|フィルター| ||外付け[(マグネットマウント アンバー2個付属。他は別売)]|| | | |◯ [(差し込み式。色温度補正フィルター MF-11T付属)]|
 |ディスプレイ| ||液晶?|| |液晶?|カラータッチパネル|OLED| |ディスプレイ| ||液晶?|| |液晶?|カラータッチパネル|OLED|
 |充電コネクタ|USB type-C||USB type-C|| | |USB type-C|USB type-C| |充電コネクタ|USB type-C||USB type-C|| | |USB type-C|USB type-C|
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 |クイックマウント / リリース| ||◯|| | |◯| | |クイックマウント / リリース| ||◯|| | |◯| |
 |過熱保護機能| ||◯|| | |◯|表示のみ| |過熱保護機能| ||◯|| | |◯|表示のみ|
-|重さ[注4](g)|31|34|45|52|104(*)|173(*)|120|144| +|重さ(g)|31|34|45|52|104[(電池重量を含む。エネルプスタンダデータを使用(単4 13g/))]|173[(電池重量を含む。エネルプスタンダードのデータを使用(単3 28g/本))]|120|144
-|注意| ||カメラ本体ごとに製品が違うで注意|| | |カメラカーごとに製品が違うので注意|<wrap em>コマンダーが別に必要</wrap>+|価格 Canon用 [(price>2025年9月)]|5,500〜5,800||[(unreleased>未発売)]||5,820 (バッテリー別売)|8,950 (バッテリー別売)|12,580|16,000〜20,000 (コマンダー別売)
-|価格()|5,500〜5,800||7,540\\ 2025年9月の時点ではSony用しか出回っていない(生産中)||5,820 (バッテリー別売)|8,950 (バッテリー別売)|12,580|16,000〜20,000(コマンダー別売)|+|価格 Nikon用 [(price)]|:::||[(unreleased)]||:::|:::|12,580|:::
 +|価格 Sony用 [(price)]|:::||7,540||:::|:::|12,580|:::
 +|価格 Fujifilm用 [(price)]|:::||[(unreleased)]||:::|:::|12,580|:::
 +|価格 Olympus / Panasonic用 [(price)]|:::||[(unreleased)]||:::|:::|12,580|:::|
  
-**[注1]**最大出力は公表されていないようなので推測値。 +<refnotes> 
-バッテリーに蓄えられるエネルギーと発光回数から効率70%として求めた。 +notes-separatornone 
-70%の根拠は出力が公開されているモデルでいくつか計算してみたら50〜80%程度だったので、そのあたりで適当に選んだ。 +</refnotes>
-外部電池の場合はエネループスタンダードのデータを使用(単3:2000 mAh, 単4:800 mAh, 電圧1.2 V)+
  
-**[注2]**: 対応メーカー。C: Canon, N: Nikon,  S: Sony, F: Fujifilm, O: Olympus, P: Panasonic+**出力の推定方法について**
  
-**[注4]**: 外部電池の場合電池の重量を含む。エネループスタンダードのデータを使用(単3: 28g, 単4: 13g)。+所有していた iT30と出力のわかっているストロボと比較し実際の出力を求め、 
 +バッテリーの容量と発光可能回数から効率 45% を求めた。 
 +他のストロボも同じ効率と仮定した。 
 +外部電池の場合エネループスタンダードのデータを使用(単3:2000 mAh, 単4:800 mAh, 電圧1.2 V)。 
 +比較対象にはViltroxの JY610 II を使用。 
 +このストロボのメインコンデンサは 330V 600μFであり、 
 +出力は 330 x 330 * 0.0006 / 2 ≒ 30 (Ws) であることがわかっている。 
 +何か測定器があれば良いのだが何も無いので以下のようにしてiT30の実際の出力を調べた。 
 +カメラで撮影してISO感度を変更していき同じようなヒストグラムになったISO感度から、 
 +パワーの差がどれぐらいあるか調べた。 
 +Viltroxはヘッドを押し込んだ状態、iT30はディフューザをOFF(N)の状態で測定。 
 +ViltroxはISO200(最低値)、iT30はISO 320 で同じようなヒストグラムになったので、 
 +iT30の方が 1/1.6 程度出力が低い。 
 +つまり 30 / 1.6 ≒ 18.75 (Ws)。 
 +iT30のバッテリーの容量とから、効率 100%時の出力は 7.4*0.9*3600/560 ≒ 42.8 (Ws)。 
 +したがって、効率は 18.75 / 42.8 = 0.4380... ≒ 0.45  
 +適当にまるめて、45とした
  
  
-* iT30Pro(iT20は不明)でTTL接続すると連写速度が制限されることが判明。これはOlympusのカメラ側の問題か仕様かも。 
- 
-* 高さが足りない場合はライザーという商品が出てる。TRとFS-Rの2種類。TRはTTL接点が有効で上90度までのバウンスが可能。FS-Rはシンクロ接点のみだが、わりと自在に変形できそう。 
  
 ===== ホットシューライザー ===== ===== ホットシューライザー =====
  
-  * TR +高さ足り場合、るいはバウンス必要場合、ライザーとう商品が使えるTRとFS-R2種類TRTTL接点が有効で上90度までのバウ能。FS-Rはシンクロ接点のみだがりと自在変形きそう
-  * FS-R +
- +
- +
-===== まとめ ===== +
- +
-連写(低出力で10fpsとか)必要な場合iT20/iT22、iT30Pro、MF12に限られ。 +
-有線接続で良ければ安価で軽い iT20 良い。ただし日本では Sony用しか見当たらない。TTL接続しないであれば問題ないと思う +
-MF12機能的にiT30Proのほぼ下位互換高価なためもはやオススメされないかもしれない。 +
-MF12メリットはモデリグランプあることと、リングフラッシュ形状で良ければ取り付けが楽になることぐらいか。 +
- +
-ハードに使う場合は過熱保護機がある iT20/iT22 や iT30Pro が良さそうである +
- +
-iT30Pro、ハイスピードシンクロやコマンダー機能も持っておりかなお得感がある。 +
- +
-連写が必要ない(遅くても良い低出力で3fpsか)場合は、iM20/iM22、iM30、iA32 も選択肢入る。 +
-iM20/iM22は極めて軽く安価なの有線になるが多灯撮影に良いかもしれない+
  
-iM30, iA32はスレーブ機能でトリガーできるが、明るい場所では使えないかもしれない。+===== 履歴 =====
  
-iM30, iA32はNiMH電池なので、連写的には不利だが、バッテリー交換すれば長期渡って使えるというメリットもある+  * 2025-09-13: 効率70%から45%変更した
  
godoxミニストロボ.1757577633.txt.gz · 最終更新: by Akihide Koguchi