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godoxミニストロボ [2025/09/11 21:14] Akihide Koguchigodoxミニストロボ [2025/09/13 23:20] (現在) Akihide Koguchi
行 16: 行 16:
 |フルパワー時発光回数|440||700||230|490|560|500| |フルパワー時発光回数|440||700||230|490|560|500|
 |マニュアル調光時 出力設定範囲, 増分|5段階(おそらく1/16〜1/1, ️1)||1/32〜1/1, 1/3||1/64〜1/1, 1|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 0.1| |マニュアル調光時 出力設定範囲, 増分|5段階(おそらく1/16〜1/1, ️1)||1/32〜1/1, 1/3||1/64〜1/1, 1|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 1/3|1/128〜1/1, 0.1|
-|出力範囲(Ws) 推測値|0.610[(power>バッテリーに蓄えられるエネルギーと発光回数から効率70%として求めた。70%の根拠適当。外部電池の場合はエネループスタンダードのデータを使用(単3:2000 mAh, 単4:800 mAh, 電圧1.2 V))]||0.258[(power)]||0.3〜21[(power)]|0.225[(power)]|0.2330[(power)]|0.2532[(power)]|+|出力範囲(Ws) 推測値|0.416.6[(power>バッテリーに蓄えられるエネルギーと発光回数から効率45%として求めた。詳細下記)]||0.165.1[(power)]||0.21〜14[(power)]|0.1216[(power)]|0.1519[(power)]|0.1620[(power)]|
 |ガイドナンバー|9[(guidenumber>記載無し。再大出力推測値から推測)]||8[(guidenumber)]||15|15|15|16.1| |ガイドナンバー|9[(guidenumber>記載無し。再大出力推測値から推測)]||8[(guidenumber)]||15|15|15|16.1|
 |色温度| || ||6500K ±200K| | |6300K ±200K| |色温度| || ||6500K ±200K| | |6300K ±200K|
行 24: 行 24:
 |無線レシーバー| || || | |◯| | |無線レシーバー| || || | |◯| |
 |光スレーブ [(他のストロボの発光に反応してトリガーされる。S2は連続する1回目の発光を無視する。製品によっては明るい場所では使えないことがあるので注意)]| || ||S1/S2|S1/S2|S1/S2|S1/S2| |光スレーブ [(他のストロボの発光に反応してトリガーされる。S2は連続する1回目の発光を無視する。製品によっては明るい場所では使えないことがあるので注意)]| || ||S1/S2|S1/S2|S1/S2|S1/S2|
-|TTL調光 対応メーカー, 補正範囲|[(hotshoe>ホットシューのシンクロ接点に対応しているカメラ)]||CNSFOP[(ttl>Canon, Nikon, Sony, Fujifilm, Olympus, Panasonic)]||[(hotshoe)]|[(hotshoe)]|CNSFOP[(ttl)], ±3, 1/3ev|コマンダー側の問題と思う|+|TTL調光 対応メーカー, 補正範囲| ||CNSFOP[(ttl>Canon, Nikon, Sony, Fujifilm, Olympus, Panasonic)]|| | |CNSFOP[(ttl)], ±3, 1/3ev|コマンダー側の問題と思う|
 |外部オート調光| || || |◯| | | |外部オート調光| || || |◯| | |
 |マルチ発光| || || | | 100回 / 100Hz | | |マルチ発光| || || | | 100回 / 100Hz | |
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 notes-separator: none notes-separator: none
 </refnotes> </refnotes>
 +
 +**出力の推定方法について**
 +
 +所有していた iT30と出力のわかっているストロボと比較し実際の出力を求め、
 +バッテリーの容量と発光可能回数から効率 45% を求めた。
 +他のストロボも同じ効率と仮定した。
 +外部電池の場合はエネループスタンダードのデータを使用(単3:2000 mAh, 単4:800 mAh, 電圧1.2 V)。
 +比較対象にはViltroxの JY610 II を使用。
 +このストロボのメインコンデンサは 330V 600μFであり、
 +出力は 330 x 330 * 0.0006 / 2 ≒ 30 (Ws) であることがわかっている。
 +何か測定器があれば良いのだが何も無いので以下のようにしてiT30の実際の出力を調べた。
 +カメラで撮影してISO感度を変更していき同じようなヒストグラムになったISO感度から、
 +パワーの差がどれぐらいあるか調べた。
 +Viltroxはヘッドを押し込んだ状態、iT30はディフューザをOFF(N)の状態で測定。
 +ViltroxはISO200(最低値)、iT30はISO 320 で同じようなヒストグラムになったので、
 +iT30の方が 1/1.6 程度出力が低い。
 +つまり 30 / 1.6 ≒ 18.75 (Ws)。
 +iT30のバッテリーの容量とから、効率 100%時の出力は 7.4*0.9*3600/560 ≒ 42.8 (Ws)。
 +したがって、効率は 18.75 / 42.8 = 0.4380... ≒ 0.45 
 +適当にまるめて、45とした。
  
  
-* iT30Pro(iT20は不明)でTTL接続すると連写速度が制限されることが判明。これはOlympusのカメラ側の問題か仕様かも。 
  
 ===== ホットシューライザー ===== ===== ホットシューライザー =====
行 58: 行 77:
 高さが足りない場合、あるいはバウンスが必要な場合、ライザーという商品が使える。TRとFS-Rの2種類。TRはTTL接点が有効で上90度までのバウンスが可能。FS-Rはシンクロ接点のみだが、わりと自在に変形できそう。 高さが足りない場合、あるいはバウンスが必要な場合、ライザーという商品が使える。TRとFS-Rの2種類。TRはTTL接点が有効で上90度までのバウンスが可能。FS-Rはシンクロ接点のみだが、わりと自在に変形できそう。
  
 +===== 履歴 =====
 +
 +  * 2025-09-13: 効率を70%から45%に変更した。
  
godoxミニストロボ.1757592855.txt.gz · 最終更新: by Akihide Koguchi